大学生で歯列矯正を自腹でする方法まとめ!お金がなくても費用を分割できる

大学生の美意識は年々高まっていて、モテたい・自信をつけるために歯列矯正がしたいと思っていても、なかなかお金が無いのが大学生です。恥ずかしい?とか遅い?などと疑問もあるでしょう。社会人は目の前なので矯正期間が何年かかるのかも気になっているはず。今回は自腹で歯列矯正をしたい大学生に向けた記事です。デンタルローンについても詳しく書いています。

大学生で歯列矯正を自腹でする方法まとめ!お金がなくても費用を分割できる

目次

  1. 歯の矯正で学割適用はできる?大学生だからお金がない..
  2. 大学生でも分割支払いできる?大学生が使える支払い方法まとめ
  3. 大学生がデンタルローンを使う流れ
  4. 大学生のうちに歯列矯正をするメリット
  5. 大学生のうちに歯列矯正をするデメリット
  6. 本気で今矯正したいなら、大学生でも分割すれば自腹でいける

歯の矯正で学割適用はできる?大学生だからお金がない..

割引でよろこぶ男性
geralt

美容クリニックなどでは学生割引が適用されることがありますが、歯の矯正においては、基本的に学生割引は設けられていません。大学生であっても治療費が割引されるわけではないのです。

それでもコストを抑えて矯正したいと思うなら、自身の治療過程を公開し、その見返りに費用を割り引くモニター割引を行っているクリニックを探すという選択肢もあります。ただし、全てのクリニックがこのような割引を行っているわけではないため自分で調査する必要があります。

自腹だといくら払わないといけないんだろう...と気になりますよね。

大学生でも分割支払いできる?大学生が使える支払い方法まとめ

大学生が分割払いを利用することも可能です。「クリニックと直接分割払いの契約をする」か、「ローン会社とクリニックとの間で分割払いの契約を結ぶ」の2つの方法があります。

分割方法①歯科医院と直接分割支払いの契約をする

先生と握手
adamr

親に知られずに、分割払いで矯正を受けたい場合、クリニックと直接契約する方法を選ぶことになります。しかし、その場合、月々の支払いは3~5万円となります。それだけの収入が見込めない場合、矯正治療を受けることは難しいでしょう。

分割方法②ローン会社をつかって分割支払いの契約をする(デンタルローン)

デンタルローンとは?

ローンと黒板に書く
mikecohen1872

デンタルローンとは、歯科治療専用の「医療ローン」の一種で、具体的な治療費を分割払いするための金融商品です。その特徴は、一般的なクレジットカードの利用に比べて金利が低く設定されている点です。

これにより大きな治療費でも、それを長期間にわたり分割払いすることが可能になります。

しかし、デンタルローンにはデメリットも存在します。一つは、審査が必要であるという点です。この審査には、個人の信用情報や収入状況などが考慮されます。そして、その結果によっては、ローンの申請が却下される可能性もあります。また、審査の申請や手続きそのものが手間と感じる人もいるかもしれません。

デンタルローンの支払い回数は、提供している信販会社や銀行によって異なりますが、一般的には1~120回までの間で選択することができます。これにより、自身の経済状況や生活リズムに合わせて、最適な支払いプランを選択することが可能です。

矯正治療におけるデンタルローンの利用は、高額な治療費を自腹で一度に支払うことが難しい大学生にとって、治療費の負担を軽減する有効な手段となるでしょう。ただし、審査に通るためには一定の収入が必要となるため、アルバイトなどで安定した収入を得ているかどうかが重要となります。

デンタルローンの審査に通らないときは親を頼るしかない

お願いするために手を固く結ぶ
reenablack

ローンを組むための条件として安定した収入が必要とされています。また、学生ローンはこうした目的には利用できません。

ローンを組むためには保証人が必要となるため、親に知られずに自腹で矯正治療を受けたいと考える大学生にとってはこの方法は適していません。が、まったく気にしない場合や、自腹ではなく親が支払ってくれる場合はローン会社を使って分割支払いをすることが可能です。

分割方法③クレジットカードで分割

クレジットカード
cafecredit

クレジットカードを利用することも、矯正治療費の分割払いの一つの選択肢となります。クレジットカードの利用は手軽で、すでに持っているものを使用することができるため、新たに申し込みや審査をする手間が省けるというメリットがあります。

しかしながら、クレジットカードでの分割払いにはデメリットも存在します。

全てのクリニックがクレジットカードでの分割払いを受け付けているわけではないという点です。つまり、自分が受けたい治療を行っているクリニックがクレジットカードによる支払いを対応しているかを事前に確認する必要があります。

金利が比較的高くなる傾向があるという点です。デンタルローンと比較すると、クレジットカードの分割払いは金利が高く設定されていることが多いです。そのため、長期間にわたり分割払いをする場合、最終的な支払い総額が大きくなる可能性があります。

自腹で矯正する以上よく検討してみてください。

カードローンも候補に

例:三井住友銀行のカードローン

大学生がデンタルローンを使う流れ

3ステップを表す

デンタルローンは通常、学生や未成年者が利用することは難しいとされています。

デンタルローンを提供する多くの金融機関は、「20歳以上であること」や「安定した収入があること」を借りる条件としています。このため、大学生や未成年者が自腹でデンタルローンを利用することは審査通過が難しいとされています。

学生がデンタルローンを利用したい場合、親や保護者名義での申し込みが一つの方法となります。ただし、自腹ではなく親や保護者が負担することになるので、この選択をする前に、恥ずかしがらずに親や保護者としっかりと話し合い、その上で借りることが重要です。また、デンタルローンの月々の返済額や全体の借入れ額、返済期間などを十分に理解した上で、無理のない範囲でローンを利用することが大切です。

デンタルローンの申込み〜治療の開始まで

矯正治療の費用が決まったらデンタルローンの申請を始めます。

金融機関の窓口、または矯正歯科と提携している金融機関の窓口で申請できます。必要な情報を申請書に記入し署名と捺印をした後で提出します。

最近では、オンラインで申請できる金融機関も増えています。

申請後審査が行われます。

審査は金融機関によりますが、最短で30分程度で結果が出ることもあります

一般的には最長で1週間程度で結果が分かることが多いでしょう。

審査が通過し全ての手続きが完了すれば金融機関から治療費が支払われます。

矯正歯科は治療費の支払いが確認できたら、治療計画に従って矯正治療を開始します。この過程は何年かかるかは個々のケースによりますが、一般的には2年から3年程度です。月々の返済額や全体の返済額、返済期間などをしっかりと理解した上で、自分の状況に合った支払い方法を選択することが重要です。

例:スルガ銀行のデンタルローン

デンタルローンに頭金は必須?

札束
free pictures of money

デンタルローンを利用する際、頭金を用意する必要は特にありません。

デンタルローンは借りる金額を自由に設定できます。頭金を支払った上で残りの金額をデンタルローンで分割払いすることもできます。

例えば歯科矯正の治療費が100万円かかる場合でも、頭金として10万円を先に支払い、残りの90万円をデンタルローンで分割払いすることが可能です。

デンタルローンを利用する際の注意点として、借りる金額に応じて金利が発生することがあります。

そのため、借りる金額が少なければ少ないほどトータルの支払い金額は少なくなります。現在の手持ち資金と毎月の返済可能金額を考慮し、必要であれば頭金を支払うことを検討しましょう。

デンタルローンで払っても医療費控除できる?

疑問を抱く人
Peggy_Marco

デンタルローンを利用して支払った矯正治療費は、医療費控除の対象となります。

デンタルローンでは、銀行や信販会社が治療費をクリニックに一括で支払うため、立替払いをした年度の医療費が控除の対象となります。

医療費控除の対象となる費用は以下のようなものです

・検査料

・診断料

・矯正装置料

・治療や調整のための処置料

・治療に必要な医薬品費用

・公共交通機関を利用した通院費用

ただし、デンタルローンにかかる金利や手数料は医療費控除の対象とはなりません。医療費控除の対象は医療費のみであり、その他の費用は含まれません。

大学生のうちに歯列矯正をするメリット

メリット1:大学生には圧倒的な時間的な余裕がある

学生は社会人に比べて時間的な余裕があります。これにより、治療のための通院スケジュールを立てやすくなります。

社会人になると仕事やプライベートの予定など時間的な制約が増えます。そのため、定期的な通院が難しくなる可能性があります。しかし、事前にクリニックと相談し、自分のライフスタイルに合った通院スケジュールを作ることで、この問題は解決可能ではあります。

メリット2.社会人になる前に治療が完了できる

歯科矯正の期間は1〜3年程度です。大学生のうちに治療を始めれば、社会人になる前に完了する可能性があります。

メリット3.大学生のうちから自信を持つことができる

美しい歯並びは自信をもたらします。これは笑顔を明るくし、自己プレゼンテーションの際にもプラスの影響を与える可能性があります。

メリット4.虫歯や歯周病の予防につながる

歯並びが整うと、歯磨きがしやすくなり、虫歯や歯周病の予防につながります。

メリット5.大学生のうちだと歯が動きやすい可能性がある

歯周組織の代謝が良いと、歯が動きやすいとされています。新陳代謝が活発な学生時代に治療を始めれば、矯正期間を短縮する可能性もあります。

大学生のうちに歯列矯正をするデメリット

デメリット1.矯正装置の視覚的影響→就職活動とのタイミング

歯科矯正の装置は種類により視覚的な印象が異なり、学生にとってはこれが自己のイメージや生活の動力に影響を及ぼす可能性があります。

大学生の場合、矯正治療と就職活動が重なる可能性があります。面接などで装置が見えることに抵抗がある場合や、就職活動のスケジュールと治療のスケジュールが合わない場合は、治療の計画をしっかり立てる必要があります

デメリット2.痛みの存在

矯正治療を開始すると、装置による刺激や歯を動かす力により痛みが生じることがあります。ただし、ワイヤー矯正に比べて、マウスピース矯正の痛みは比較的

少ないとされています。

理由

①金属を使用しないため口内に傷をつける可能性が低い

②1枚あたり約0.25mmという微細な距離を1〜2週間でゆっくりと動かす

デメリット3.治療費の問題

矯正治療は自由診療で保険が適用されないため、高額な治療費がかかることがあります。学生が一度に100万円近い治療費を支払うことは難しいと考えられます。

治療費の問題で悩む場合は、分割払いや部分矯正を検討することを推奨します。矯正治療費を抑える方法についてはこれまでの解説のとおりです。

デメリット4.顎の成長完了と歯列拡大の困難さ

中学生や高校生までは永久歯列が完成する時期でありながら、顎の成長はまだ進行中です。顎の成長が完了するタイミングには個人差がありますが、顎の成長を利用した矯正治療が可能であれば、歯列の拡大が可能となり、抜歯のリスクを軽減できます。

一方、大学生になると、顎の成長が終わっていることが一般的です。歯が整列するスペースが不足している場合、歯が乱れている場合は、スペースを確保するために抜歯や歯の表面を削る必要があることもあります

デメリット5.矯正装置による日常生活への影響

矯正装置の装着は日常生活にいくつかの制約をあたえます。例えば食事の際に装置に食べ物が挟まったり、ワイヤー型の装置を使用しているときは硬い食べ物を食べることが難しくなったりします。また清掃も重要なため、日頃の歯磨きの時間が増えることもあります。

デメリット6.治療期間の長さ

歯科矯正は一般的に1年から数年という長期間にわたる治療です。そのため、矯正治療を始めるとそれなりの期間、定期的な通院と日々のケアが必要となります。

学生生活の中でこれらのことを続けることが難しい場合、矯正治療の始めるタイミングを再考する必要があります。

たとえば恋愛を楽しみたいときには、相手の意見も尊重する必要があるかもしれません。

デメリット7.治療終了後のメンテナンス

矯正治療が終了した後もリテーナーと呼ばれる装置を装着し続けることで、治療成果を維持します。これにより矯正後の歯の動きを抑制し、美しい歯並びを保つことができます。

しかしこれも一定の手間とコストがかかるため、治療開始前にはそのことを理解しておく必要があります。

本気で今矯正したいなら、大学生でも分割すれば自腹でいける

石原さとみさんの矯正画像

矯正期間は何年かかるかにもよりますが、自腹で治療費を払い、恥ずかしい歯並びを矯正することは可能です。毎月治療費をどれくらい払うか、またそれがどれくらいの期間続くかは、自身の経済状況と相談しながら決めることができます。

また、治療を始める前にはクリニックとの間で治療契約を結ぶことになります。契約に親の名前が連名として記載されていなければ、クリニックから親への連絡は基本的にはありません。

値段が高いと感じるかもしれませんが、適切な治療を受けることで、長期的に見れば自分自身の健康と圧倒的自信につながる投資と言えます。

矯正するためのお金がないと状況でも月々の支払い額はバイトでまかなえると思います。

歯医者の窓口

この記事のライター

歯医者の窓口

この記事へコメントしてみる

※コメントは承認後に公開されます
コメント投稿ありがとうございます。
コメントは運営が確認後、承認されると掲載されます。